始まり
「一番けがの多い場所はどこでしょうか?」
そう問われ僕は考えた。やっぱりよく使うところだろうな。筋肉?関節?関節。手首?首?わかった。足首だ。
「足首です」
と、先生。ほらね、正解。教室がちょっとザワッとする。周りの小学生・中学生はへ〜って顔してる。講義をしてくれる先生は「こんなのまだまだ序の口ですぜ。」って顔してる(気がする)。しかし講義は、発言はしてないけどわかってたよ、っていうウキウキ感に僕がひたるまもなく話は足首に起こる代表的なけが、「捻挫」・「脱臼」へと入っていった。
捻挫、脱臼
そう言えば考えたこと無かった。「捻挫と脱臼の違い」。
でもじん帯がどっちにも関係してるってことはしってる。話によると「じん帯が@伸びてA切れる」ってのが捻挫。「@伸びてA切れてB骨が外れる」ってのが脱臼だそうだ。確かに。脱臼の「脱」は抜けるって意味だからなぁと納得。そして脱臼の症状の話となり、とある小学生が「痛い」とこたえる。かわいい。中学生が「はれます」と言う。そして先生が、
「そうだね。痛くなって、はれて、皮下出血が起きるんだ。そして機能障害。」
むむむ。急に難しい言葉が出てきたねと思う。ここから完全な聞き手に回る僕。いや仮にも大学生だ僕はまだまだいろんな事知ってるよ、と思う僕。そんな2人の僕が葛藤してる。
「ライス処置って知ってるかな?」
その言葉で僕は完全な聞き手になった。
ライス処置
実際脱臼になったときの処置の仕方のことを、通称「ライス処置」と呼ぶ。つまりは@冷やす(Icing)、A安静にする(Rest)、B圧迫する(Compression)、C挙上(Elevation)という処置の頭文字をとって「RICE」と読んでいる。そしてそれぞれの処置には注意事項がいくつかある。脱臼になったらまず冷やすのだがその時は15分冷やしたら1時間間をおくというようにずっと冷やしつづけてはいけないそうだ。凍傷になってしまうからね。ところでこう言うけがのとき、冷やしたらいいのか温めたらいいのかよく迷う。正解はけがした直後は冷やして時間がたったら暖めるなのだが理屈はこうだ。先にも書いたけど、脱臼とかした時は皮下出血している。その血をとりあえずは止めたいのに暖めたら止まるもんも止まらないよ。1日とか経って血液循環をよくしたいのに冷やしてちゃだめでしょう。なるほどでしょ。安静については読んで字のごとく静かに休んでてくださいって事なんだけど、もんだりするのは絶対だめ。じん帯今切れてるわけだし。挙上については特に無い。ちなみに挙上とは幹部を心臓より上にすることね。
その後はやっぱり病院へ行くべきでしょう。
へ〜、ライス処置ね。と、僕は納得。ただ、処置の順番とRICEのつづりの順番が若干違うことがちょっと残念だ。
1週間ぐらいしたらリハビリ。テーピングを巻いて運動しましょう。この時のテーピングは「固定」のテーピングではなく、ただぐらつかないためのテーピング。ガチガチにはしないことに注意。2週間たったら筋力増強。足首のリハビリでよく行われるのはタオルギャザー法。訳すと「タオルのしわ大作戦」だ。足の下にタオルを引いて、指でタオルを手繰り寄せるってもの。またこの説明のためのスライドが映されたんだけど、その足のまた毛深いこと毛深いこと。正直なちびっこたちからはくすくすと笑い声。ショックを受ける僕。なぜって僕の足もスライドの足とそんなに大差無かったりするわけで。
テニス肘
テニスでよく聞き、テニス意外でも聞くことがあるその名も「テニス肘」。これはそもそも無理な力、無理な筋肉を使うからなるそうだ。だからフォームが汚いと言うか、無理やり力任せに打っているとなりやすいらしい。テニス肘になってるかどうかを調べる簡単な方法がある。ミドルフィンガーテストとかばんを持つしぐさ(正式な名前は聞かなかったなぁ)だ。ミドルフィンガーテストとは、手をのばし中指だけ曲げてみる。痛い!そう思ったらテニス肘かそうなりそうだから気を付けなくてはならない。「かばんを〜」は、手首だけでかばんを持ち上げてみる。これも同様にいたいとだめ。
<左がミドルフィンガー、右がかばん。>
テニス肘にならないためには、運動後の@アイシングA安静B暖めるC筋力増強Dストレッチングで予防をしよう。